2020.2.29
◆ 既に納品を終えたフリルクッションですが、ご依頼主のインテリアコーディネーターの方が、セッティングした写真を送ってきてくれました。 (因みに写真の中のランプシェードもお納めさせていただきました。) お聞きした話によると、米国滞在が長かったお客様との事。 さすが、ベッド廻りひとつとってもおろそかにしない、整ったベッドメイキングですね。
◆ 通常日本ではベッドカバーと呼んでるものは、米語ではベッドスプレッドと呼ばれ、またフリルも米語ではラッフルと呼ばれます。 クッションと同じ生地を使ったカバーと一緒に素敵にセッティングされてます。 フリルのヒラヒラ(苦笑)が、雰囲気に動きを与えてますね。 ご依頼品がどんな風にインテリアに活かされているのか拝見させていただくことは、制作者としてはとても嬉しいものなんです!! Ms. Tomoko-san, thank you for sending the photo!
2020.2.18
◆ 前回に続き、「いまどきシリーズ」<!? 笑>。 さまざまなものが進化しています。 お客様のご依頼で特別サイズのクッションヌード(中材)の発注。 「フェザー」と「ポリエステル」の2種類の素材の見積を取りました。 なんとフェザーよりポリエステルの方が高い!! これまでポ リエステル素材にあまりいい印象がありませんでしたが、業者さんから新素材として紹介を受けていたのもあり、また軽さはフェザーより10%も軽いということで、結果ポリエステル素材に決まりました。
◆ しかし使い心地の最終評価は、自分で使ってみないと・・・と、自分用の分を自宅で使用中(試用中)ですが、きちんと体をキープしてくれますし、使用直後の”へたり”もなく復元力に優れています。 ひょっとするとフェザーよりいいかもしれません。 いいものはどんどん取り入れていくべきだと痛感しました。 写真は中身の形状。
2020.2.12
◆ 生徒さんにいただいた1個のクリップ。 「これって待ち針代わりに使えるんですよ~」 まるでクリップの形をしているが、分厚い布をとめる時等いいかもしれない!? と思い購入してみた。 クローバー社製でその名も「仮止めクリップ」。
◆ ご依頼のフリルクッションを制作中<写真>ですが、フリル部分はどうしても布が厚くなり、さらに表地、裏地も一緒に縫わないといけないので、相当量の厚さになります。 待ち針を使用すると、その厚さで針が曲がってしまったり、布が盛り上がったり、たまに手に刺さったり・・・<苦笑>と。 これらを一気に解決してくれるクリップタイプは、とっても便利で只今大活躍中~。
2020.2.11
◆ 「洋(タッセル)」と「和(房)」の違いは何でしょうか? 形から見れば、洋のタッセルはいろいろ飾りがついているのに対し、和の房はほとんど飾りがなくシンプルで房そのもの。 和風タッセル(房)は、現代の中での活躍の場もそんなに多くないせいか、自由に選べる環境にあるとは言いがたい状況のように感じています。
◆ 形状もさることながら、決定的な違いは「色使い」だと思います。 インテリアでもそうですが、その国の気候風土や歴史的背景の異なる国ごとに、好まれる色や使われる色、更には色の持つ意味までさえも影響してくる場合があります。 もちろん、日本にも日本独特の色合いというものが存在します。 さて、ご依頼で制作した「和風タッセル」。 形はシンプルモダンに、そして色は日本の赤や紫等を選んでいます。
2020.1.30
◆ 2020年2月5日(水)までの会期で、銀座・和光本館B1Fで展示販売会に出品されているインテリア茶箱のタッセルを制作し、納品させていただきました。 使用された生地は、英国ジェーンチャーチルの生地<Astoria Midnight>。 生地も昨年秋に発表された新柄ですね。 「この生地にあうタッセルを・・」とのことで特別デザインとなりました。
◆ 今日の午後、主宰のパイザー様との別件お打ち合わせ時、写真を見せていただいたので、Face Bookにリンクを貼らせてもらいました。 →★ 制作の意図はシャープにシンプルに、そして 生地の柄にあるひし形と呼応するデザインです。 お渡しする前の写真と、装飾後の写真です。
下写真は、「©インテリア茶箱クラブ様のFB」よりお借りしました。
2020.1.28
◆ 作業していると、とかく物差しやメジャーで測る場合が多いですよね。 面倒なのでできるだけそれらを使わない方法で長さをざっくりと測ります。 身近な道具、例えば机の巾が120cm、高さ60cm等を使ったりしますが、目安としてはこれで十分。 でも、もっと細かく測りたい・・・。
◆ 先日ユザワヤさんで見つけた目盛りが布テープに印刷されている「メジャーリボン」を購入。 20cm刻みになっていましたが、ま、使えそうかなと作業机の手前に貼りました。 確か120cm購入したのに、2cmも長い!? そうかぁ、布製だから伸びてるんですね~<苦笑>。 始めから、100円ショップのメジャーを買ってきて貼り付けた方が早道だったなぁ・・・。 リボンはあくまで、布の飾りに使うもので、測るものではありませんでした。 失敗、失敗<笑>。
2019.11.29
◆ 先日は、あるご縁でホテル椿山荘東京で開催された、日本モロッコ協会主催の「モロッコの夕べ」のパーティに行ってきました。 会場に入るまで、私の頭の中はどういうわけかトルコとモロッコがごちゃごちゃになっていて・・・<苦笑>。 近年はモロッカンな生地もブームを呼び、イスラム的な模様が脳裏に焼き付いていたせいでしょうか!? モロッコはアフリカ大陸に位置し、個人的にはあまりご縁のない国。 お誘いを受けた時、ちょっぴり仕事のことも脳裏をかすめ、新しい興味が湧きました。
◆ パーティでの興味のひとつは、お料理でしょうか。 普段食べたことのない「子羊の丸焼き」やアラブ圏にを中心としてお馴染みのひよこ豆のお料理、アルガンオイルやモロッコ食材を使ったお料理やお菓子等々。 モロッコ大使館の方が入れてくれたミントティーは、とても美味しくて大ファンになりました~。
お誘いを受けた方が、昔の知人だったこともあり、パーティ会場では懐かしい顔ぶれにも遭遇し、楽しいひと時を過ごしてきました。 やはり、さまざまなご縁のつながりを感じます・・・。
2019.11.26
◆ 先週土曜は、テナントとして借りている「魚菜ビル」の文化祭でした。 ビルのオーナーさんが、よみうりカルチャーセンターを経営していることもあり、そちらの方が主体のイベントでしたが、今年は私のようなテナント入居者にもお声がかかり、初出店することに・・・。
◆ 当日は終日雨という日でしたが、関係者の方々からお聞きするに、これまでで一番盛り上がったんだそうです。 トリニティも1階ロビーにワゴンを出し販売を行いました。 コラムを読んでいただいている昔の生徒さんが来てくれたり、買っていただいたお客様との会話で盛り上がったりと、楽しいひと時でした。 準備は大変でしたが・・・<苦笑>。 実は、このような経験は初めてでしたが、お客さまのいろいろな反応を知ることで、とても勉強になりました!!
【トリニティコーナー】
【魚菜お料理教室のシュウマイとランチ券販売のスタッフの方々】
【魚菜ビルオーナーの田村社長(右)と一緒に、はいチーズ!】
2019.11.22
◆ ソフトファニシングのコースは、タッセルコースとは異なり、好きなカリキュラムを自由に選択していただき、受講していただるようになっています。 オープン当時は、違ってましたが5~6年前くらいにカリキュラムを自由選択制に変更しました。 なぜならば、どなたでも使えるミシンは、生地の活かし方や作品のコツさえ理解してもらえれば、どなたにでもできるので、変更した次第。 しかし、タッセルコースは残念ながら、そうはいきません。 制作のコツを理解しつつ、かつ手が動くことが重要で、基本作品制作の重要性は外せません。
◆ さて生徒さんが、ご入学後最初に作られたランプシェードです。 ご自宅の汚れたシェードをリニューアルされたものです。 最初から難しいシェードの形、オクタゴン(8角形)に挑戦されました。 表地も張り、裏地も張るのでこれは時間はかかりますが、素敵に完成です。
◆ 昨日TV番組「世界は欲しいものにあふれてる!」で、イギリスのアンティークマーケットを放送してましたが、 イギリスは、古いものを大事に使い続ける文化があることを、しばし忘れていました。 しかし、それらは元来オリジナル製品がしっかりできているからこそ、できる話。 現代の日本の製品にも、リサイクル、リメイクに耐える、そんな製品がもっと増えてほしいな~と思っています。
【写真上: BEFORE】【写真下: AFTER】Ms. Noriko-san’s work
2019.10.17
◆ 急に気温が下がり、肌寒さを感じるようになったら、途端に来年のことが頭をかすめました<苦笑>。 先週のお休みは、台風もあり家で「干支タッセル」のデザイン起し。 来年の干支「ネズミ」を思い浮かべ、ミッキーマウスをなぞるのも芸が無いし、あ~でもない、こ~でもない・・・し。 たくさんのデザインの中から、何とか方向が固まりました<ホッ>。
◆ デザインが決まると、やはり試作したくなります。 思い描いたイメージの色に納得できず、どんどん色が増えていって・・・<苦笑>。 ま、サンプル作りにはつきものですけど。 来年の干支タッセルもお楽しみね!!
タッセル講座、ソフトファニシング講座のトリニティ