2022.9.7
◆ 日本人にはなかなか理解できない、洋書等でよく見る「ベッドの上にある沢山のクッション」・・・。 どうしてあんなに沢山のせなければいけないの!? 寝る時には、結局どかさないと寝られないのに・・・!? ほんとに不思議な光景ですよね。 今回はそのテーマです。 ※関連記事vol.1424「ベッドランナー」はこちらから。
◆ 基本的に日本と異なり、インテリアは見せるためのものであるという考えを持つ欧米の人達にとっては、当然ベッドルームもプライベートスペースではありますが、ご覧に入れる場合もあり、当然美しく整えることとなります。 日本は、今でこそベッド派が多くなりましたが、日本の布団と枕は、起きたら押し入れに入れてしまうわけですから、関係ないんですもんね<苦笑>。 こんな違いからやはり疑問は起こるのだと思います。
◆ 美しく見せるためのお作法といえば、わかりやすいでしょうか。 それらのお作法を、写真下を使ってその順番をご説明しましょう。
1. まずはベッドボード奥の壁側から。 四角いピロー(クッション)を3~4個置く
2.次に「オックスフォードスタイルのピロー」と「ハウスワイフスタイルのピロー」を各々ペアでを置く ※2種類ピロー(枕カバーの作り方)は、教室で教えていますよ!! カリキュラムをご覧くださいね→★
3. 一番手前の前面には、ピローと調和した色のクッションを置く
4. 最後に、足元には「シーズナルスロー」を置く
ざっとこんな感じですが、いかがですか? ご自宅の場合は、こんなにたくさん置かなくても、枕にクッション1~2個を足しただけでもオシャレになりますよ。 いずれにしても、就寝時にダイブしたくなるようなきちんとしつらえてあるベッドは気持ちがいいですからね!! ご参考までに。
<図及び情報ソース> ©『HOMES & GARDENS』より
<下写真> 私がコーディネートをお手伝いさせていただいた、港区O邸の寝室です。
タッセル教室、東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2022.8.1
◆ 先週のとある曜日、「お気軽コース」でランプシェードを作りたいとお申込みをいただいたお客様をサポートさせていただきました。 このお気軽コースは、ソフトファニシングコースのみの適用となりますが、入学しなくても作りたい作品が作れる便利なコースです。 ご連絡時には「皮」を貼りたいとのことでしたが、急遽変更で竹素材でできた紙素材をはられました。 今回はすべて材料類の持込みでしたので、見たこともないデザインのシェードとなりました。 紙を貼っても、耐熱シートを使っているので、燃えませんよ!!
◆ ランプシェードの「ドラムタイプ」の設計は簡単ですが、直径が小さくかつ縦長(70cm)だったので、細長の円筒をキープしながらの制作は、少し手こずった感じ。 お二人で得意なところを分担しながら、かつ共同作業で完成にこぎつけました。 最後に明かりをいれ確認。 若干張地の色が薄くなりますが、この点も今後の検討課題かな~とおっしゃっながら、ご満足いただけてよかったです!! まったくの素人さんでしたが、2時間で「作り方」をマスターされました!! Mr.J-san and Ms. A-san、お疲れさまでした!!
ソフトファニシング教室、タッセル教室・東京自由が丘のトリニティ
2022.5.19
◆ 連休開けてから、なかなか仕事の進捗度合がもどかしい・・。 集中力に欠けるというか、力が入らないというか・・<苦笑>。 今日はお天気もいいことだし、気分転換にランチは新しいお店でも開拓しますかぁ、なんて思いながら、なんと手短かにビル裏手30秒程のラーメン屋さん「麺トクベツ。」 昨年末だったか、今年年初か忘れたが、最近できたお店である。
◆ スープは、「鶏ガラスープ」と「豚骨スープ」の2種類。 名前の由来にあるトクベツとは、どうもスープに特徴があるらしい。 鶏ガラスープ麺(850円)を注文。 目の前にある小さな説明書を読んでいたら、「炙りチーズご飯(200円)」との相性がいいと書いてある。 それも追加で注文。 私はラーメン食べずにこの「炙りチーズご飯」をスープに浸して食べる組み合わせの方が気に入りました~! ラーメンを食べたい時ではなく、きっとリゾットを食べたくなったら行くお店でしょうか~<苦笑>。
◆ 食後にジェラート! ラーメン屋さんの向いある「AmiConoアミコーノ」ヘ。 確か4~5年前に出来ていたけど、こちらも今回初食ジェラート。 注文したのは、あまり見かけない配合、ヨーグルト、はちみつ、シナモンを使った「Ambrosia アンブロ―ジャ」。 ジェラートは夏に向けてリピートしそうです<笑>。
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2022.4.20
◆ 関東の桜もすっかり新緑に変わってしまいましたが、東北の桜は今まさに満開の時期を迎えていました。 先週週末に2年半ぶりに2泊3日で帰省をしました。 さすがに気温は肌寒さが残り、宿泊した旅館でもまだストーブを使用していました。
◆今回の帰省目的は、2年半ぶりに家族で湯田川温泉の旅館「九兵衛旅館」での親孝行<!?>と桜を見ること。 桜並木は今回私も初めて訪れたところで、通称「馬渡の桜: まわたりのさくら」という場所。 川に沿ってなんと約1.5kmにも及ぶ桜並木は見事の一言!! 残雪残る北の月山、南に鳥海山を背景に、青い空とピンクと・・・感激の春の光景でした・・・。
<馬渡の桜並木>
<九兵衛旅館中庭>
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2022.1.26
◆ ランプシェード張替ご依頼のものですが、人生初めての「オーバルシェープ」!! 壊れたシェードも一緒にご持参いただいたので、内心「よかった~」<苦笑>。 なんと16年もこの仕事をやっていてなんと始めての形。 でも、壊れたシェードをたよりになんとか、形を作ることができました<ホッ>。 このランプシェードの利点は、人間の体に例えれば、ほとんどのシェードか円形や寸胴なのに対し、楕円形なので体の厚みが薄いことになり、置いた時にスペースを取らないというメリットがあるんですよ。 痩せているほうが省スペースってことね<笑>。
◆ ネットを見たら海外サイトでは、オーバル製図の説明が沢山・・・。 これを機会にバッチリ勉強しなくっちゃ~。 一応展開図を写真でご紹介しますが、まるで「ヘアケープ」の形をしています。 ところでヘアケープって今でも使っている人はいるのかしらん!? その存在を知らない人・・・・、該当するあなたは「若い」!!
シルク生地と金縁(再利用)を使った完成品。 後日写真を追加しました。
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2022.1.15
◆ コラムでご紹介したフランスのデクラ―ク社の紙袋。 捨てるのがもったいないので、箱を作ってそれに貼ります・・・とご紹介したのが、昨年2021年10月。 ずっと気になっていたのですが、この年初は比較的穏やかな時間と心の余裕(!?)もあったので、時間の合間をぬって制作開始。 やっと完成しました~。 大きな糸を入れるつもりの大きさ(34 x 26)で作りました。 普段箱作りはしませんが、やはり必要とあらば自己流でなんとか・・・、完成した時は、まるで日曜大工で必要なものを作った~って感じ!<笑>
◆ 箱の中にも紙を貼りました。 以前の教室の壁に貼ったイギリスZOFFANY社の壁紙の余りです。 制作途中、丁度このブランドを取り扱っている某商社の営業の方が新年のご挨拶にお見えになられ、「懐かしい~」と一言。 まさしく私も思い入れのある壁紙です。 フランスの思い出と、イギリスの思い入れのある壁紙の合体作品となりました~。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.12.15
◆ 昨日夕方成城石井スーパーに向かう途中で見つけた新規開店の「蕎麦いまゐ」。 自由が丘にある蕎麦屋さんは、すご~く高いか、すごく安いワンコイン蕎麦屋の二極化されていると思う。 興味引かれ、早速行ってきた。 注文(食券購入)したのは、鍋焼きうどん(750円)。 自由が丘の高い蕎麦屋さんで2杯は食べられる価格である。 二極化の真ん中、というよりワンコイン蕎麦屋の上級版といったところかな!? 昨日オープンしたばっかり。
◆ 味は関西系。 鍋を焼いてないので湯気は立っていないが<写真>、温度に問題ない。 私は鍋焼きには落とし卵をいれてもらうのが常ですが、最初から入ってる!! これで750円は安いと思う。 注文聞きと配膳がないので、番号を呼ばれたら自分でカウンターに取りに行くシステム。 人件費を削減しているからできる価格なんですね~。 鴨南蛮も700円。 ちょっと小腹がすいた時にも便利そう<苦笑>。
■ 店名「蕎麦いまゐ」
■場所: 自由が丘2-11-8 自由が丘キネスビル1F 以前高級ジューススタンドがあった場所
※教室を出て左折、角をまがり踏切に直進、渡ったらドトールコーヒー手前を左折。 徒歩1~2分。
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2021.11.9
◆ ご依頼いただいていた和風バッグ用タッセルを、本日納品させていただきました。 写真を撮る時、思わず黒留袖の着物が思い浮かび、背景を黒にして見ました。 背景の黒の選択に間違いはなさそう。 とても映えていますから・・・<苦笑>。
◆ 「タッセル用糸(レーヨン)のトリニティセレクションカラーの色見本帳」を参考に、ヘッドの色、スカートの色、そして下げ紐の色すべての組合わせは、ご依頼主さまのご指定で作成させていただきました。 色番号でのご指示だったので、最初の段階でイメージしづらかったのですが、シンプルながら存在感を感じさせる仕上がりになりました。 ご用命いただき、ありがとうございました!!
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2021.11.6
◆ 前回のコラムでご紹介した「手帳の飾り」。 今度は、色を変え「定期券入れ」にも付けてしまいました~<苦笑>。 定期券入れを、実はあのビヨ~ンと伸び縮みする金具につけ、バッグに固定していたのですが、そのビヨ~ン金具が壊れてしまい、紐代わりにリボンを付けてました・・・。
◆ リボンは、よく見ると新百合ヶ丘の有名なお菓子屋さん「Lilien Berg リリエンベルグ」のもの。 きっと定期入れが黄色だったので、リボンストックの中から黄色のものを選んでいたかもしれません。 リボンの色と同じに、ヘッドの上の色はサフランイエロー<タッセル用糸 Trinity selection color #707>を使い、黄緑と合わせましたが、ま、無難な色合わせかな。 お花のような、フルーツのような、愛らしい形は、やはりかわいいデスッ!! ※生徒さんでご興味のある方は声をかけてください。 ご自分の好きな色合わせで教室でお作りいただけます!
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.8.20
◆ 以前コラムで作成途中のロゼット&タッセル→★をご紹介しましたが、やっと完成~。 ご紹介したのが4月。 それ以来4カ月も手が止まっていたのが、ある時片付けものをしていて出てきたボケた色合いの糸。 でも見た瞬間、ひょっとするとカットラフにいい色が出るかも!! とひらめき、それから一気に手が進みました。
◆ 今回の色合いは、ルースカバーとして、背もたれのある椅子のカバーに使っている生地の水色系でまとめれば簡単、と思っていたのに・・・。 どうしてもイメージした色を出せず、手が止まってました・・・。 今回は、ひょっこりはんみたいに出てきたボケ色糸に救われました~<笑>。
◆ 写真下2枚は、アトリエニある椅子のルースカバーのBEFORE<右>/AFTER<左>。 右写真のパイピングコードで作ったロゼットスタイルのものは、現在提供している「カルトナージュコースの”簡単ロゼット”」のアイデアとなったものです。 発想は繋がってきます・・・。 今回の作品の中で使っているテクニックのすべては、タッセルコースの中で提供していますので、皆さんも作ることができますね~。
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