• vol.1275 ベッド装飾にフリルクッション

    2020.2.29

    ◆ 既に納品を終えたフリルクッションですが、ご依頼主のインテリアコーディネーターの方が、セッティングした写真を送ってきてくれました。 (因みに写真の中のランプシェードもお納めさせていただきました。)    お聞きした話によると、米国滞在が長かったお客様との事。 さすが、ベッド廻りひとつとってもおろそかにしない、整ったベッドメイキングですね。

     

     

     

    通常日本ではベッドカバーと呼んでるものは、米語ではベッドスプレッドと呼ばれ、またフリルも米語ではラッフルと呼ばれます。 クッションと同じ生地を使ったカバーと一緒に素敵にセッティングされてます。 フリルのヒラヒラ(苦笑)が、雰囲気に動きを与えてますね。 ご依頼品がどんな風にインテリアに活かされているのか拝見させていただくことは、制作者としてはとても嬉しいものなんです!!     Ms. Tomoko-san, thank you for sending the photo!

     

     

     

     

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  • vol.1273 いまどきのクッションヌード

    2020.2.18

    前回に続き、「いまどきシリーズ」<!? 笑>。 さまざまなものが進化しています。  お客様のご依頼で特別サイズのクッションヌード(中材)の発注。 「フェザー」と「ポリエステル」の2種類の素材の見積を取りました。 なんとフェザーよりポリエステルの方が高い!!     これまでポ リエステル素材にあまりいい印象がありませんでしたが、業者さんから新素材として紹介を受けていたのもあり、また軽さはフェザーより10%も軽いということで、結果ポリエステル素材に決まりました。

     

     

     

    ◆ しかし使い心地の最終評価は、自分で使ってみないと・・・と、自分用の分を自宅で使用中(試用中)ですが、きちんと体をキープしてくれますし、使用直後の”へたり”もなく復元力に優れています。 ひょっとするとフェザーよりいいかもしれません。   いいものはどんどん取り入れていくべきだと痛感しました。 写真は中身の形状。

     

     

     

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  • vol.1272 いまどきの待ち針

    2020.2.12

    ◆ 生徒さんにいただいた1個のクリップ。 「これって待ち針代わりに使えるんですよ~」 まるでクリップの形をしているが、分厚い布をとめる時等いいかもしれない!? と思い購入してみた。 クローバー社製でその名も「仮止めクリップ」。

     

     

    ◆ ご依頼のフリルクッションを制作中<写真>ですが、フリル部分はどうしても布が厚くなり、さらに表地、裏地も一緒に縫わないといけないので、相当量の厚さになります。 待ち針を使用すると、その厚さで針が曲がってしまったり、布が盛り上がったり、たまに手に刺さったり・・・<苦笑>と。 これらを一気に解決してくれるクリップタイプは、とっても便利で只今大活躍中~。

     

     

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  • vol.1260 人によって作品の作り方は、さまざま

    2019.12.7

    ◆ 先日、美術展に行った時のことです。  出口にパーソナルチェアがおいてあって、そこに座って記念写真をとるコーナーが設けてありました。  チェアにはパイピングクッションが・・・。 何気に手にしたら、なんとファスナーの付け方がまったく異なっているのを見てしまいました。 これは、これは・・・。 生地も余分に使うし、そのせいでまた余分な手間がかかる方法をなぜ採用しているんだろう、と不思議な感じて眺めてしまいました<苦笑>。

     

     

     

    ◆  制作物は、作った本人の意志がどこかしらに現れるものだと思います。 また、ある程度作れる技術を持っていると、他の作品をみると、ちょっとチェックしたくなる心理が働くようです。 教室の生徒さんもよく言ってます。 「タッセルを自分が作れるようになると、よそでタッセルを見るとやはりチェックしちゃいますよね~」。 「カーテンが縫えるようになると、思わず他のカーテンの裏側を返したくなりますよね~」。 私がパイピングクッションをチェックしたように、無意識な行動なんだと思います。

     

     

     

    ◆ ホントに作品の作り方は、人によってさまざま。 どれが良くて、どれが悪いなんていうのはないのかもしれません、が、しかし、それぞれれの分野で長い間培われてきた技術の王道はあるはずでしょう。 それらを基本にさまざまな要素のバランスが整ってこそ、”素敵ね~”と言われるのではないかと考えます。 絵画展を見に行ったのに、それ以外のことも考えさせられる日となりました・・・。

     

    【撮影コーナーとパイピングクッション】

    【私のパイピングクッション】

     

     

     

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  • vol.1254 今年のファータッセル、ミンク

    2019.11.14

    2011年から毎年開催してた「ファータッセル」の特別講座。 8年間も続けてきたことになりますのが、これまでお付き合いのある企業さんが、ファー部門のみビジネス・クローズ。  今年はいよいよ潮時なのかな・・・なんて考えていましたが。

     

     

    ◆ その後ご紹介いただいた会社さんから仕入れたミンクの毛皮で試作品を作って見ました。 さすが市販品のものとは、色や大きさ、品質も断然格が違います。 ミンクは、サイズが小さいのでスモーキーピンクとスモーキーブルーのふたつをアレンジ、ちょっと贅沢ですね。 市販品にこの手の色は出てくることはないかと・・。

     

     

    ◆ ミンク素材にキラキラ素材を加えると、どんどんフェミニンな方向へ行ってしまいます。 なんとかコンテンポラリーなデザインに引き戻したいと試行錯誤した結果、写真のようなシンプルなデザインになりました。  詳細は別途ご案内させていただきますが、ご希望の方は、早めに申し出ていただければと思います。<限定数につき> 

     

     

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  • vol.1252 オリジナル・ティーコージーの販売

    2019.11.8

    来る11月23日(祝・土)に開催される、自由が丘よみうりカルチャー(魚菜ビル)主催の文化祭に出品する商品の準備を進めています。 インテリア小物類やハギレ、タッセル小物などを中心にしようと思案中。

     

     

    写真の商品「ティーコージー」は、HPのネットショップで販売する予定で以前から少しずつ作成していたのですが、写真をアップできていなくて・・・<苦笑>。 この際だから、文化祭の販売品に加えようかな、と考えています。 作品に合う素敵な生地を集め、それらで作成したものですが、苺の絵柄はかわいくて、なかなか見つけられない生地です。 後方のブルーも今は無きローラアシュレイの生地で作ったものです。

     

     

    ◆ 苺生地のものは2点限定。ブルーも3点限定となります。写真を見て、もしお気に召した方はご連絡くださいね。(価格9,000円税込~)    連絡先はこちらから★

     

     

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  • vol.1251 タッセルの起源

    2019.11.6

    ◆ 以前、イギリスで見た雑誌の一部に掲載された写真。 内容を後で調べて見ようと写真を撮ったのですが・・、今の今までそのままになっていました~<苦笑>。 上の写真をひと目みたら、誰でもが思い浮かぶのは、古代エジプト文明の壁画ですね。 

     

    ◆ 雑誌掲載写真の下の説明文を読んでみると、“腰に巻かれたサッシュを身につけ、手の込んだ精巧なタッセルが付いたコードで結ばれている” とあります。 更にネットで深堀りしてみたら、このページに辿り着きました→★  雑誌に掲載されている写真と同じもの<写真下>!! 女王の谷にある、アメンヘルケプシェフ(Amenherkepshef)の墓の壁画です。右端男性は同じものですね。

     

    ◆  イタリアから始まったルネッサンスは、織物文化も隆盛を極めその飾り物として発展したタッセルは、王侯貴族の館のインテリアや、聖職者や裕福な王侯貴族の洋服を飾るものとしても発展し存続されてきましたが、やはりその起源は、古代エジプトにあったんだと言うことを確信しました!!  このエビデンス(evidence)によって納得です<ホッ>。

     

    picture source: Journal for weavers, summer 2009

    picture source: Tour Egypt,  The Tomb of Amenherkhepshef in the Valley of the Queens

     

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  • vol.1250 秋の文化祭

    2019.10.30

    ◆ 秋はいろいろなイベントが開催される時期ですね。   アトリエ(教室)として借りている魚菜ビルの3階にあるよみうりカルチャー自由が丘の主催で、「秋の文化祭」が開催→★されるとのこと。      これまでは、カルチャーセンターさんのみのイベントだったのですが、今年はテナントにもお声掛けいただき、出店することにしました!!    展示即売会としてソフトファニシング小物やタッセル等を販売する予定です!!   

     

     

    ◆ 完成したチラシを届けていただきました!   開催要領は、下記のとおりです。 まだ約1ケ月先ではありますが、きっとアッという間に当日を迎えそうです<苦笑>。   よって当日の教室は、お休みとさせていただきますので、よろしくお願いします。

    ☆日時 11月23日(土曜・祝日) 10:30~16:30

    ☆会場: 魚菜ビル1F、3F、4F

    ☆入場料無料

     

     

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  • vol.1244 やはり、只者ではなかった

    2019.9.27

    確か2015年にイギリスに行った時のことだと記憶しているが・・・。 行けば必ず最新インテリアをチェックしに、主だったショウルームを巡るのが常。 その中の一軒、私の好きな生地を扱っているColeFax and Fawler で見た陶器のオブジェに見入ってしまった。 陶器でできているとはいえ、パーツそのものの精緻さに溜息さえ出た覚えがある。 作者はHITOMI HOSONO (細野仁美さん)。 「きっとこの人はいずれ、陶器の現代作家として日本でも注目を集める人になるだろうな~・・・。」と思いつつ、そばにあったパンフレットを持ち帰ってきた。

     

     

    あれから4年。 先日、美容院に行った時に見た雑誌「家庭画報」に彼女の記事が掲載されていたのを発見! なんとウェッジウッド社と彼女の技法とを融合した作品が作られたとのこと。 「やっぱりね~、そして彼女の作品情報も日本に上陸。 やはりあなたは只者ではなかったですね~」。 あの時もらってきたパンフレットがまだ手元にあるのを思い出しました。 私が驚いた作風を少しでも感じてもらえるかと。 今やネットで簡単に作品を見ることできますので、ご興味のある方は検索してみてください。

     

     

    ちなみにColeFax and Fawlerとのコラボは、ファブリックモチーフ”Roses & Pansies “( Picture source from their archives )をオブジェに取り入れたのがキッカケらしい。 ご本人もそしてこのブランドも、お花などの自然をモチーフに取り入れたものが多いのが共通点です。 私の保有する書籍「JOHN FOWLER Prince of Decorators」(このブランドの創始者のひとりです)とともに写真を撮りました。

     

     

     

     

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  • vol. 1230 美味しいクラッカー

    2019.7.17

    お客様にいただいた「raincoast crisps 」。 ご持参されたご本人は、ビールやワインのお共に最適とのことでいつも常備されているんだそうです。 さてさて、お味見をと自宅で開封したら、手が止まらなくなり、いっきに半分ほど食べてしまいました<苦笑>。 食感は少し硬めですが、その薄さが軽い感じでどんどん進んでしまいます。 食べながら、これは私のお気に入りリスト入りだわ。最近ひさびさのホームランものね~と思いました<笑>。

     

    ◆ 先日外出の際、わざわざ品川で下車して「DEAN & DELUCA」へ。 異なるお味のイチジクとチェリーのふた箱をゲット。 お店の方いわく「人気商品で結構長く欠品してたんですが、今日は揃っているのでよかったですね~。」

     

     

     

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