
2023.8.7
◆FB(フェースブック、以下FB)では、ご存じ「友達リクエスト」があり、新しい人との出会いや、つながりを作ることができる。 7月初旬に立て続けに知らない人(男女とも)からリクエストが来て、何が起こってるんだろう・・・と頭をかしげる現象が起きた。
◆ 明らかに怪しげな人はともかく、知人のリストに掲載されていた人ので、大丈夫かな!? と思い、OKを出した。 その人は、いつも丁寧な文章で何気ない近況を送ってきた。 あまりさわりのない程度に返答していたら、ある日「ライン」に切り替えませんか? ときた。 えっ、今メッセンジャーで会話できているんだから、わざわざ切り替える必要はないんじゃない!? と思った途端、あッ思い出した。 手口その1、必ずLineに誘導するという記事をどこかで読んだことを思いだしたからだ。
ここで、なんか怪しい~とピンときた。 その後、日本経済やAXUトレンド分析??について言いだしはじめ、株価ローソクチャート等が出てきた。 きたよ、きたよ、これだ~ぁ。これが手口その2.です。 投資に誘い込み、お金を出させる。 投資には一切興味がないと伝えると、ここで連絡がぷっつり途絶えた~<大爆笑>。 ここまで約一週間から10日くらい。 方がついた!! ブロックする直前に見直したら、その3. やはり冷静に見ると、日本語がおかしかった。 イタリアのシドニーで撮ったという動画があったけど、それってオーストラリアじゃん、みたいな<笑>。
◆ 後日友人から連絡があり、「XXXXXXさんは知ってる人ですか? 」と聞かれた! すぐブロックしなかったせいで、私の友人リストを見てコンタクトしたらしい!! 怪しいと思う人は、すぐブロックしましょう。 そうしないと、他の友達にも迷惑をかけてしまいますからね!! 笑うに笑えない話でした。 でも笑っちゃいます<笑>。
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2023.7.18
◆ 先週腰を痛めた時、予約した整形外科に行って、受付で名前を告げると「3か月前にいらっしゃってますね?」 はぁ~??? 住所を告げると、どうも同姓同名の患者さんがいることが分かった<笑>
◆ 私と同姓同名の人って、全国にどのくらいいるのだろう・・・。当然の疑問。 そこでマイクロソフトの「Bing AI」に聞いてみた! それが下の画面コピーです。 約1,000人くらいはいるらしい。 ちなみに「荒木」だけで調べると、全国に13万~14万人。 分布も九州から東北まで、日本海側を中心に分布しているのがわかった。 生成AI、意外に面白い!!
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2023.6.8
◆ファブリックの雰囲気が(+希望価格)異なれば、デザインも変わります。 前回のコラムで書きましたが・・・<笑>。
ご依頼では、2種類の生地を対象にデザイン。 こちらは生地自体に刺繍がされていて、エレガントでかつ落ち着いた雰囲気。 小さめのトートバッグになるとのことだったので、シンプルな感じのデザインに。 スカートは色を統一し、ヘッド(木玉)だけ生地に合わせて、シリーズ化しました。
◆ 色選択で今回はとても勉強になりました!! 全く同じ色があった~、なんて喜んではいけないんです。 あまりピッタリ色を合わせすぎると、生地に引きずられ、タッセルの存在感と華やかさが失われてしまうことに・・・。どこまでタッセルの色を主張させるか、これは大きな発見でした。
◆色選択に悩んで決まらない時、それは組み合わせが違うということのどこからかのお知らせ!? そんな時は、いつも気持ち悪く居心地も悪く感じます。 自分が見て気持ちいい感じ、落ち着くところ、最後はそれが色の組み合わせの着地点になります。
2023.5.31
◆ 五月もあっという間に月末に・・・。 連休明けから、またご依頼のタッセル製作に追われてしまいました。 新しいデザインを作る、ということはとても楽しいことではありますが、実は見えない苦労も多々あるんです・・・。
◆ 今回は「作品紹介」もそうですが、どのように「ご依頼品のタッセルデザイン」をしているのか、そのデザインプロセスについてお話したいと思います。 今回ご依頼いただいた事例をもとに私の頭の中をご覧!?いれようと思います。
❶用途確認: 今回のようにバッグを飾る、インテリア(カーテン、クッション等)用、箱や小物を飾る等など 、何を対象として飾るのかを明確にします。用途は様々ですね ⇒この時点でタッセルの大きさと種類(木型orソフト)のふたつ方向に分岐します。
❷概算価格の確認: お客様単独でご使用されるのか、またはお客様の商品への付加価値としてタッセルを加えるのかを確認。 付加価値要素の場合、利益が上乗せされる可能性が大なので、エンドユーザーの方が納得する価格帯を探っていきます。⇒ご依頼主に大まかに使用素材/部材等方向性をご説明し、価格帯のゴールを探っていきます。
❸生地確認: インテリアでは当たり前ですが、今回のご依頼もインテリアファブリックを使ったバッグ。 配色を決める上で実物は必見!! 合わせてその生地の素材感、柄等生地が持つ特色を把握します。 生地から受けるインスピレーションのイメージをデザインに加える場合もあります。⇒ラフイメージができる。1点の場合もあれば、数点になることも。②の要素も検討しつつ、デザインを絞っていきます
❹デザイン上の排除点の検討: 予算を考えた素材選び、製作工程数等々を検討⇒予算があまり無い場合、糸素材でも高価なシルク糸なんて使えませんし、できるだけ製作工程も簡略化したデザインになりますし、ご予算があれば、またそれなりにと・・<笑>。 ここでざっくりとしたデザインの候補決定 。
❺試作品作り: お客様に本番デザインを了承してもらうための試作品タッセルを作ります。
❻本番製作: 了承をいただいた時点で初めて、納品用作品を作り始めます。
❼その他作業: 糸をはじめとする部材の手配、時に木型製作依頼、はたまたプロジェクトに必要とあれば、海外特注製作メーカーとの交渉もやります。
◆ 結構時間がかかる作業の連続、売上に対して人件費の割合が大きい「労働集約型ビジネス」の要素が強い仕事だと思います。 しかし常に決まりきったものだけを作っているわけでもありませんし、さまざまな製作スキルとともに、デザインや色選び等ファッション産業に似た「知識集約的要素」も無いとできない仕事なのだとも思っています。
◆ いつも上記のようなプロセスを考えながら・・・、そして今回ご依頼のタッセル作品ができました。トリニティオリジナルデザインです!! 5種類の色の組み合わせで作りました。 生地の特徴であるお花からインスピレーションをいただき、植物の実をアレンジしたデザインです。 今回はひとつのご紹介ということで、よろしくお願いします。
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2023.2.22
◆昨年秋に開設した新しい講座「美カーテンデザイン実践講座」→★。 (★チラシもダウンロード可能です) たまたま店頭にいらっしゃった方にご紹介したら、昨年10月から早速ご受講と相成りました。 5回の講座で、1回2時間の内容。 インテリアの基本とともに、布を知り、カーテンデザインのあり方を徹底的に学んでいただける講座です。 まだまだ宣伝が行き届かず、これからと言った感じです・・・・が。
◆本日最終回でした!! やってみてわかる時間配分やその他もろもろ・・・。アンケートをいただきましたが、手ごたえを感じました。 ご受講いただいた方は女性一級建築士の方。 当初、箱ものだけを作ってきてインテリアにほとんど認識がなかったとおっしゃってました。 お若い方なので、今後将来を大きく切り開いてくれることを切に願ってます。 今後は一般の方も興味のあるテーマだけを気軽に受講できるような仕組みも考えていきたいと考えております。
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2023.2.14
◆ カーテンを束ねる「タッセルタイバック」。 タッセル部はあくまで飾りで、カーテンを束ねる機能としては、ロープ部分になります。 紐部分でカーテンをまとめ、かつフックにかけられるように、両サイドに2本ずつのロープと、そして中心に3~4巻き<好みによって変える>のセンター部分が完成するという仕組みです<写真右>。 この右のタッセルは、お教えしているカリキュラムの中の「タッセルタイバック」です。 作り方は、ロープ1本で作っていきます。 最後に房の部分をセットします。
◆先日、制作のご依頼を受けた大型タッセル。 いざ作業に取り掛かろうと、いただいた仕様書を見たら、「ム、ムッ、これはタイバックのロープワークとは全然違うものじゃないですか~」。 両サイドの耳は普通ダブル(2本)なのに、これはシングル!? <写真左> 目が点とはこのこと!! これってどんな構造!?なんだろう・・・<汗汗>。
◆ 頭を悩ませながら、試行錯誤すること小一時間・・・。 あっそうか~、謎が解けました~!! どっかでやったような記憶もあるけど・・、なんかに似ているな~と思ったら、記憶の奥底からの蘇ってきました。 手作りものには、いろいろ共通点があることをまたまた再発見、です。 これで無事納品が完了できそうです・・ホッ<苦笑>。
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2023.2.2
◆ 訳あって100円ショップで購入した「アームピンクッション」。 ソフトファニシングで大きいものを縫う場合は、待ち針を沢山使うので、ミシンをかけながらその針の置き場に困り・・・使うつもりはなかったこの針山が登場<苦笑>。
◆ しかし、気に入ったものではないので使っていても楽しくない!! そこで分解し、ハギレとまたとっておいたリボンを使ってリニューアルしてしまいました。 melt…と書いてあるこのリボンは、チョコレートかキャンディかなんかについていたものかも!? 20分くらいで完成!! 円形を作るのにぐし縫いだけはしましたが、後はグルーがんですべて接着。 (写真右側のピンクの布が残骸です)。 分解した中身は、弾力性のあるキルティング綿。 6cmの円形厚紙 x 2枚。 上部布は直径13.5cmx 1枚、そして底布 x 直径8cmの布1枚。 そして腕用のゴム。 このご時世ですから、作り方もきっとYoutubeに載っていることでしょう。
◆ そのちょっと昔、ペットボトルの蓋を使って作るピンクッションも流行りましたね~。でも大きい方が私にとっては便利。 皆さんも縫い物が好きなお友達に作ってプレゼントしたら、きっと喜ばれること請け合いです<笑>。
2022.11.4
◆ 今や作品や商品は、ネットで簡単に探す!? SNS等は興味のありそうなものをシステムが勝手にお勧めしてくれる時代!! 意図せずに流れてくる場合もたくさんあります。 いいんだか悪いんだか・・・。
◆ 先日意図せずにSNSで流れてきた一枚の「タッセル写真」。 これはタッセルのネックを飾る「ラフ」部分を残し、他は消してあります。 このタッセルの「ラフ」は、すでに工場で作られた部品として販売されている「ラフ」。 ミシンで縫ってあるので一目瞭然でわかってしまいますね・・・。 激安タッセルとして販売されているものならいざ知らず、作り方を教えている教室で、販売されている「ラフ」を使うのは、教える立場としてとても残念だな、と思いました・・・。(余計なお世話!?)
◆ 販売されているものは、どうしても限定色になってしまうのではないかと考えます。 でも自分で作れば表現したい色の「ラフ」が作れて、メリットの方が大きいと思うのですが、私だけが思うことなのかしら・・・・?
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2022.9.29
◆ 来月10月から新しい講座「美カーテンデザイン実践講座」が始まります。講座の対象者及び、講座の特徴は以下の通りです。 ご不明な点はお気軽にお問い合わせください→-★
【本講座の対象】資格保有の有無不問。
❖ お客様に直接「窓装飾」の提案をされているインテリア業界の方
❖ カーテン提案を強化するとともに、インテリア提案までビジネスを拡大したい方
❖カーテンの基礎知識(要尺計算、窓採寸)があり、よりインテリアの知識を強化したい方
【本講座の特長】
❖日本のカーテン導入事例を徹底解剖、美しいカーテンのあり方を学ぶ
❖美カーテンデザインのための「7つのメソッド©」で、インテリアデザインエッセンスも学ぶ
❖布を見て、触って個性を知れば、選ぶべき布の方向性が理解できる
❖カーテンパーツ比率の決め方、海外カーテンはなぜ素敵なのか、その裏側を知る、等々
❖ 詳しくはチラシ↓<無料>をダウンロードしてください ↓
◆本日から~2022年12月10日(土)までにお申込みの場合、新講座オープン特別価格として65%OFFでご提供!!
◆ 事前に「概略説明セミナー」(3,000円→無料)を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください→ ★
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2022.9.24
◆ 図書館に予約してあった本<コラムのタイトル>の順番が回ったきた。 どこで興味を持つ情報を得たのか!?、忘れるくらい待たされたような気がするが・・・。 5cmもの分厚い本。寝るときに読むにはとても疲れる重さである<笑>。 出版社の巻頭説明文によると、70年前に初版が出て、その後16回もの改定が繰り返された世界で最も有名で広く読まれた美術史とある。 ウィーン生まれの著者、エルンスト・H・ゴンブリッチ氏は2001年に死去、今後の改定はない。
◆ 著者からの巻頭メッセージでは、対象読者を10代からでも読めるように平易な言葉で表現するようにした、としている言葉は、読む前にホッとさせてくれる<苦笑>。 少し読み進めたが、改めて美術品(絵画、彫刻、織物等)と並び、建築の歴史も文明に大きく関与していることを思い出させてくれる・・・。 古代から多種多様な職人たちが競い合い、進化させてきた芸術分野に思いをはせるとき、その壮大さに頭がさがる。
一家に一冊『家庭の医学書』ならぬ『美術の物語 The Story of Art』。
それにしても9,350円、値段が高い~<笑>!!
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