• vol. 82 ビーズタッセル完成

    2011.4.13


         vol.75でご紹介したが、知人のアトリエで購入したビーズをタッセルに仕上げてみました。  ビーズの色はきれいな紫色なので、それに合わせヘッドの部分に淡い紫色を使ってみました。 教室のタッセルが下がっているボードで、燦然と輝いています。 プラスチックビーズとは異なり、その光り方や見た目の質感は、やはり品格が違います。
       


     

         それにしても、光ものの写真撮影は、難しい・・・・。 
    ■ 以前ご紹介した「ビーズ・タッセル」はこちらから

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  • vol. 81 タッセルの使い方 <その1>

    2011.4.8


         タッセルの使い方一覧表」はこちらから
     



    n         タッセルコースの授業中に、度々「先生、これはどういう風に使うんですか?」という質問を受ける。 もちろん、その使い方は自由でつけたいところにつけて楽しむのが一番ですが、作るだけではなく、インテリアの観点からその使い方も幅広くご理解していただきたいなぁ、とずっと気になっていました。今回から、タッセルそのものの使い方をシリーズでご紹介していきたいと思っています。(※作品も出てきますが、「知っ得知識」のカテゴリーです。)


     


    n         今回は<その1>として、「ブラインド(シェード)・プル」です。 ロールカーテンの上げ下げする部分に付け、タッセル部分を引きます。 通常はプラスチックでできたものがついていますが、窓にあたってコツン、コツン音がするのを防ぐことができまますし、なにより見ていて和みますし、かわいい! ロールブラインドは、基本的に機能性重視で出来ていますので、エレガントなデザインよりこんなデザインの方が合っているのではないかと思います

     


         上でご紹介したものは、既に<コラムvol.32雪の女王>でご紹介させていただきましたが、教室でも人気が高く、下の写真2点とも、アドバンストコースのカリキュラムに入りました。



                
                
     



    <Left>: The use of this design has been approved by Ms. Anna Crutchley.



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  • vol.80 ドケルバン病!?

    2011.4.6


         「それって、何?」 簡単に言ってしまうと、腱鞘炎のことです。 先月末のある朝、起きたら左手首がなんとなく、痛い。寝相が悪かったのかしら等と、あまり気にしなかったが時間が経つうちにどんどんその痛みはひどくなる一方。 教室でも「先生、手首が腫れてるんじゃない?」などといわれる始末。


     


         早速お医者さんへ。やはり診断は腱鞘炎でした。お医者さん曰く、「医学用語で言うとね、それはドケルバン病、別名、狭窄性腱鞘炎とも言うね。湿布薬を貼るか、痛み止め注射のどっちにします?」と聞かれ、「ウッー、で、では注射でお願いします。それってとっても痛いとか???」 「針は子供用の注射針と同じサイズだから大丈夫よ」 なんか訳わかんないけど、ともかくこの痛みをどっかに持ってってくれーッ、との一心で痛みに耐え、アットいう間に終わり。 翌日、朝起きたら「痛みが取れている、嬉しい!!」 昨日の注射が効いたみたい。


     


         心配してくれた教室の生徒さんから湿布薬が届きました。 暖かいお心遣いを有難く受け取らせていただきました。本当に皆さんに支えられています。感謝!!

    お医者さんがくれたチラシ。 原因は手首に負担のかかるような・・・、ひょっとしてタッセルの作りすぎ!? 
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  • vol. 78 Ms. Uさんの手作りタッセル

    2011.3.21

    ■習得されたタッセル作りのスキルを生かし、生徒さんご自身で作られたタッセルをご紹介。教室にお持ちになったので、写真を撮らせていただきました。 「木型を使ったタッセル」を、ご自分の好きな色の組み合わせで作成されています。 ラフの部分もとても綺麗にできています。 また、ハサミにつけた「ミニタッセル」も、既にお持ちの、あり合わせの糸を組み合わせたのだとか。 独自の色や形でタッセルを楽しんでいらっしゃるのを見ると、こちらもとても嬉しく思います。 
     
    ■基本を習えば、応用範囲は格段に広がりますね。ハサミ<写真下>につけられたように房をふたつにしたり、紐の長さをもっと長くし、糸素材を替えれば、「メニューブック」や「フォトアルバム」等を飾るタッセルにも応用できます。
     

     


       
      
    ■「十人十色」とはよく言ったものです。「色」の出し方は、その方の個性がよく出て、私でも想像できない色を出されることもしばしば。 また色の出し方は、その時の心境や季節によっても、おおきく左右されるものだと、常々から思っております。

  • vol.77 3月11日(金)大地震、その時。

    2011.3.13

     ■クラスの真っ最中。ビルの外に逃げ出すこと2回。 継続は困難と判断し、クラスを閉鎖。私が帰る時には、既に全ての交通機関は麻痺状態となり、駅前はバスを待つ人の長蛇の列。そして道路には会社から帰宅する人たちが大勢足早に歩いている。「ビルに泊まるか、歩くのか・・・。」 いずれにしても、まずは空腹を満たしエネルギーを蓄えないと・・・・、行き着けのラーメン屋さんへ。 
    ■翌日の状況を予想し帰宅することを選択、歩き始めた。少し大きな道に出たら、道路は既に渋滞している。”これじゃ、幹線道路に出たら、もっと渋滞が激しいかもしれない・・・”、等と思いつつ、頭の中で最短の道順をシュミレーションしながら歩いていた。 
    ■車が渋滞しているのを横目に見たら、中型トラックの運転手さんと目があった。 「どちら方面にいかれるんですかぁ~!!」と、大声で叫んだら窓を開けてくれ、丁度方向が同じということで、「こんな非常事態時は、お互い様。」と運転手さん。同乗させてくれた。 「私がナビします!!」 混んだ道から、住宅街を抜け、幹線道路を横切り、いつも使っている私鉄線沿いを走ってもらい、なんと30分足らずで到着。「○○○ホーテ」の運転手さん、その節は助けていただき、本当にありがとうございました!!
    ■翌日、お味噌汁を作ろうと冷蔵庫から取り出した「わかめ」。ラベルを見た途端、TVの衝撃的な映像とダブり、切ない思いがこみ上げてきました。 一日も早い復興を祈らずにはいられません・・・・・。
                 
    ■国内外の沢山の皆様からお寄せいただきましたご心配のメール、本当にありがとうございます。 
                        
            

  • vol. 76 Yokoさんの手作りカーテン&

    2011.3.6

    生徒さんが写真を送ってきてくれました。 3窓分のカーテンを制作。いや、4窓分ですね。 しかも、長さはフルレングス。(※ レールから床までの長さのカーテンを言います)。 遮光用に裏地もついてます。 お疲れさま!! 
    カーテン中央の開閉部分 <写真右下>に、本体生地の一部の色と合わせたシルク生地でボーダーを入れ、アクセントにしています。 しかも、リフォーム時にペイントされた柱の色<写真左上>ともマッチし、大きな生地面積に、それらの色がリズム感を作り、いつ見ても飽きさせない、とっても素敵なものに仕上がっていると思います。(拍手!!)

    ■テーブルランプの写真。 古道具屋さんで見つけたというそのランプは、シェードは汚れ、ホコリまみれになっていたけど、超破格値でゲットしたとのこと。 見事に復活、変身、お役目を果たしてます。 因みにシェードの生地は、当店のハギレでしたね。
                        



    ■「タイバック(カーテンを束ねる布)」も完成しているのですが、タッセルコースも受講されているので、その完成済のタイバックに「ローゼツト」をあしらいたいとのこと。 現在製作中。 きっとこれも見事に素敵な作品に仕上がることと予想しています。 完成したらこちらも是非、ご紹介させていただきたいと思いますので、写真、よろしくお願いします! 
    ■お仕事をお持ちのYokoさん、限られた時間の中での制作に感嘆すると同時に、頭が下がります・・・・。

  • vol. 75 ビーズヘッドのタッセル

    2011.3.4

    ■ 先日、友人のビーズのアトリエにお邪魔した。以前にも幾度かお邪魔していて、下の斜めの写真のタッセル作品を作ったときも分けていただいた。 材料のすべてはフランスから輸入しているので、素人の私が見ても、その色艶や、微妙な色合いは、普通のものとちょっと違う。 アトリエには、8mほどもあろうかという壁面の棚がビーズ、スパングルの材料で埋め尽くされ、それは、それは圧巻である。思いついた時にすぐ使用できるようにと、自宅にも同じ種類すべてを保有しているのだそうだ。 ( 根性、入ってます!! )
       


     
    今回興味を引いたものは、怪しげに光るガラスビーズや、「きゃッ、かわいい~、でも使い方によっては微妙・・・」などと言いながら、てんとう虫のもの等を購入させてもらった。 友人も、「どんな風に出来上がるか、楽しみ~」なんて言ってくれたが、もう頭の中にはデザインが完成してます!!





    ■久しぶりなので、当然食事(飲み会デス)に行きましょう、ということに・・・。今回もまたまた帰りは、最終電車となりました。(苦笑)

  • vol. 74 手作りカーテン用タッセル

    2011.2.27

    ■ カーテン用に使用するタッセルタイバック(英語名称)」のご紹介。 タッセルの木型が大きくなりますので、デザインとしてヘッド部分にモブキャップの編みを、そして当然長くなったスカートの上に「テトリスデザイン」の編みを入れ、デザイン自体が単調にならないようにしてみました。 紐の部分を除いて、約20cmです。 タッセルコースのカリキュラムに入っていますので、是非チャレンジしてみてください。
     

    ■ 日本の住居の天上高の平均は、約2.5m~3.0mくらいなので、カーテンを制作される生徒さんのカーテンの長さの平均は、2.0mくらいで作成される場合が多いように思われます。 写真は、制作したものを自宅のカーテンにさげて見たものです。カーテン全体の長さに対して、ほんと丁度いい、と自画自賛 (笑)。 下げる位置に関しては、インテリアデコレーターの端くれとして、ゴールデンルール<1 : 1.618 >で提唱させていただいております。
     

     

          私がタッセルを作成する場合、いつも考えることは、使用目的とするデザインに対しての「形状と加える装飾」、「色」、「糸素材」、「ボリュームと長さの全体バランス」です。 

     

      インテリア要素の重要なエレメントであるソフトファニシングとタッセルの融合。そして、すぐに使えて素敵なデザインを提供する「タッセルコース」作りを目指しております。 
    ソフトファニシング、タッセル教室のトリニティ

      2011年02月27日 記載
        

  • vol. 73 なごりいす

    2011.2.26

         

          通勤に使っている多摩川線。場合によって乗り降りする駅が変わってしまう時も度々であるが、某駅にあったベンチ。 「面白い椅子だなぁ」とずっと思っていたが、今日は乗ろうと思っていた電車がタッチの差で発車してしまい、次の電車までこの椅子を眺めることになってしまった。



     


          今まで気がつかなかったが、椅子の後ろにプレートが貼られている。 その名が『ナゴリイス』。 この名前を見た瞬間、「あ~、なるほど、デザイナーの意図を見たり!?」 
    電車の中の椅子もそうだが、公共の椅子はいろいろな人にその座を提供している。席をたったその人の体温を、サーモグラフィーのような模様で表現したアートな椅子である。作者の意図がそれかどうかはわからないが、謎が解けたような気分と、そのユーモアセンスに、思わず口角が上がった朝の瞬間であった。 2月のなごり雪、ならぬ なごりいすのお話でした。


     


          




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  • vol. 72 ブランケット・ボックス <2>

    2011.2.22

     ■ ブランケットボックス、第二弾!  前回vol. 71でご紹介した作品を作られた生徒さんが、写真を送ってくださいました。 「な、なんともうできたの!?」 という感じです。 今回の使用目的は、いつでも使えるようにと、出しっぱなしになっているミシンを容れられるということでサイズを変更し、ご本人の体重をも支えられる、ビクともしないと箱ができたとのこと。 

    ■ 蓋を開けた時に固定しておく紐(Stay)もつけて、いい感じです!! 因みに、後ろに写っている生地は、教室で作成された「カーテン」ですね。

    ■ 着々とインテリアが整っていく様子が伺えて、とても嬉しいメールをありがとうございました!!

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