• vol.747 物事に永遠はなし

    2015.8.15

    ◆ 長いお付き合いの業者さんから一枚のFAX。8月一杯で廃業とのお知らせ。 ショック・・・考えてみると何気に身の回りで様々な変化が起きている。教室そばのレストランだが、今ではどこでも食べられる「牛握り」。30年前から提供していたこのお店「凧」が、6月にクローズしていた。 イギリス滞在時、1年間お世話になった女子寮が、2012年に完全閉鎖されたというブログを発見!寮長のシスターは当時でもご高齢だったし、あれから10年。 考えてみれば継続するのが難しいのも理解できる。
     
    ◆ こんな出来事があると、高校の古文の時間に暗記させられた「平家物語」の冒頭文が頭に浮かんできます。 皆さんもご存じの「祇園精舎の舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・(以下省略)」。すべては常に変化し続け、同じところにとどまることはないし、勢い盛りの成功者も最終的には滅び、風の前にさらされ散っていく塵と同じである、と・・・・。 しみじみ物事に永遠はない、と感じ入る出来事です。 
     
    ◆ さて、書きながら思った「沙羅双樹の花の色」とはどんな花????    ネットで検索し、初めて知りました。 仏教の国タイで撮られたという方の写真をお借りしました。

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