• vol. 52 夏の思い出、そして日本建築

    2009.9.21

    ■今回は、1ヶ月時計を巻き戻したお話・・・。カンと晴れ渡った青い空、見渡す限り続く緑の平地。しばし都会の喧騒から離れ、この空気の澄み渡る広々とした空間に身をおくたびに、身も心もおおいにストレッチする。もちろん、田舎の家も空間は広く、この広さに慣れている私は、インテリアにおいても広い空間のある場所が憧れです。(現実とは程遠いですが・・・。)

    ■毎年の夏期休暇の行事の内容はお墓参り、家族とともに過ごすし、小さい頃から食べ慣れたお袋の味に舌鼓を打ち、そして懐かしい友と杯を傾ける・・・これが恒例の内容。しかし、今年の夏に加わった変化は、映画「おくりびと」の影響。誘われるままに撮影場所見学のドライブに出かけた。どうしても見る視点はインテリアにいってしまいます。昭和初期の建造物。使われていた素敵なランプシェード。どこか懐かしささえ感じる。設計は皇室関係の建築物にも携わったという方の手なるもので、隅々まで粋を感じる造りでした。その素晴らしさに感動するとともに、素敵だなぁと思うその感覚。 最終的に日本人は、DNAに刷り込まれた日本家屋に帰っていくのかもしれない・・・・。そんなことを思った私の夏でした。

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    ■おまけ写真
    ドライブ最後は、海産物市場で夕飯の買い物。ちょっとその前につまみ食いを・・・。夏に食べられる太っちょ「岩がき」デス。

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